ワーホリを失敗して後悔する理由!成功する人としない人の違いは?

オーストラリアライフ

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比較的手軽に行けるワーキングホリデーは根強い人気です。

しかし、現実は必ずしもあなたがワーホリ出発前に想像していたものではない事もあります。

実際、「ネットで検索してみるとワーキングホリデーで失敗したという話もよく目にするので、大丈夫かな?」なんて不安に思ったりしませんか?

そこで、この記事ではこれからワーキングホリデーに挑戦するあなたが貴重な時間と体験を後悔で終わらないためにも、ワーキングホリデーに行く前からちゃんと意識を高めることができるように情報をまとめてみました。

現在私はオーストラリアに移住して17年です。移住前は実際私自身も働きながらオーストラリアに1年間滞在した経験もあり、移住してからの17年は多くのワーホリ渡航者をみてきました。その経験からこの記事をまとめたので、今後ワーホリに挑戦しようと考えている人の何かのヒントになれば嬉しいです。

この記事はこんな人向けです

  • これからワーホリに挑戦する方。
  • ワーホリは行っちゃえばなんとかなると思っている方。
  • ワーホリで失敗したくない方

※ワーキングホリデーはいろんな国でできますが、私はオーストラリア在住なので、特にオーストラリアの例を参考に紹介させていただきます。が、ワーホリに対する心構えはどこに行くにしても同じです。

ワーホリは失敗して後悔する!そもそもワーキングホリデーの目的とは?

ワーキングホリデービザは、もともと海外に出稼ぎが目的のビザではありません。

「それぞれの国の若者が他国で生活しながら、その国の文化や習慣を学び国際理解や関係の強化を図ることが目的」とされています。

ということなので、ワーキングホリデービザは現地で労働することは可能ですが、下記の条件が設けられています。

  • ワーホリビザは、オーストラリアに入国した日から1年間の滞在が可能です。
  • 同じ雇用主の元では最長6ヶ月間しか働くことができません。

※ワーキングホリデービザについては別記事こちらで紹介しているので、よかったらみてみてくださいねヽ(^o^)

ワーキングホリデービザを取得する基本的な条件

ワーキングホリデービザは、海外の文化に触れながら滞在中にその国で働くもよし、学校に通ってもよし(最長4ヶ月)、ただ旅行してもよし・・・の素敵なビザですが、ワーキングホリデービザ取得に関しては最低限の条件があります。

 

  • 年齢が18歳〜30歳であること
  • ワーキングホリデービザの対象国または管轄区域のパスポート所持者
  • 扶養されている子供の同伴はできない
  • 健康診断を受けて健康上の基準を満たす
  • 犯罪などを犯していないか、人物審査の基準を満たす
  • 滞在中の十分な資金があることを証明するため5,000ドル以上入っている銀行口座残高証明を提出

 

ワーキングホリデービザは、この条件を満たしていれば大抵はすぐに取れるビザなのでハードルは高くないです。

そんなワーキングホリデービザなので、海外でバイトをしながら学校に通って、なおかつ英語も喋れるようになる!・・・なぁ〜んてかなり安易に考えてしまいがちですが、そこが落とし穴なんです。

ワーホリは失敗する!? 英語が話せないのはなぜ?

ワーキングホリデービザで海外に行って同じ1年を過ごしても、その1年は人によって全く違う1年になります。

特にこの記事で紹介している『失敗』とは、ワーキングホリデーで海外に行っても英会話が全く上達しないで出発前となんら変わらないままで帰国する人がかなりたくさんいるということです。

とは言っても、英会話が上達してネイティブのお友達や他国から来たお友達をたくさん作って帰ってくる人もいます。

じゃ、どうして同じ1年を過ごしてそんなにも差が出てしまうんでしょうね!?

ワーホリに失敗する人ってどんな人?

1年間ワーキングホリデーで海外に行ったからと言って自然に英語が話せるようになるということはまずありません。

実際、1年間のワーキングホリデーを経験した方達の中には、滞在中ほぼ英語に触れることがなく英会話もさほど上達しないままで帰国することになり、できることならやり直したい・・・と後悔する方がたくさんいるようです。

そんな方達もワーキングホリデーに出発する前は、1年間のワーキングホリデーを終えて帰国したら英語を活かした仕事をしたい・・・などとワクワクしていたと思います。

では、ワーキングホリデーを終えても英語が話せるようにならなかったという方達のワーホリ生活はどんなものかというと・・・

■ワーホリをしても英語が話せない人
  • 渡航前に計画をしっかり練らない
  • 毎日がホリデー気分
  • 海外にいるだけで英語が上達する気分で満足している
  • 日本人とばかり時間を過ごして英語を話す機会を持たない
  • 日本人とシェアして住む
  • 日本のレストランで働く
  • プライドが高い

ワーホリに失敗しない人ってどんな人?

ワーホリで失敗した人とは逆に、ワーホリで失敗しなかった人は海外でどんなワーホリ生活を送っているんでしょうね!?

■ワーホリで英語が話せるようになる人
  • 渡航前に計画をしっかり練っておく
  • 毎日新しいことを学ぼうとする
  • 海外の環境を思いっきり活かした生活をする
  • なるべくネイティブの人と絡む機会を持つようにする
  • 英語を話す環境でシェアする
  • ローカルの経営者の下で働く
  • とにかく話す努力をする

以前はワーホリにしても留学にしてもエージェントを通して色々相談したり手配してもらったりすると手数料として最低でも10万円ほど取られるのは当たり前のようですが、最近はエージェントによっては無料で相談や手続きを全てしてもらえるので、そういうサービスを上手に利用させてもらって時間を有効に使うのも良いですよね。

ワーホリに失敗しないための心構えとは?

ワーキングホリデーのもともとの目的の「それぞれの国の若者が他国で生活しながら、その国の文化や習慣を学び国際理解や関係の強化を図ることが目的」という趣旨を上手に利用すれば、その先にはいろんな可能性を秘めているます。

日本を飛び出してよその国で住んでみるというのは、大変なこともたくさんありますが、ものすごく学びの多いことです。そんな素敵な経験ができるワーキングホリデーは有意義に利用すればあなたの世界観はかなり変わります♪

ワーキングホリデーの時間を意味あるものにするのも、無駄にするもあなた次第です。

なので、「行っちゃえばなんとかなる!」という安易な言葉を鵜呑みにしてただ海外で生活してみただけ・・・なんてことにしないように、あなたの人生の中でのかけがえのない時間にしてください。

とは言っても・・・

正直「行っちゃえばなんとかなる」というのは本当です。実際なんとかなっちゃうんです!ただ海外で生活してみた・・・というだけの「なんとかなる」というレベルです。それではあまりにも時間が勿体無さ過ぎます。1年なんてあっという間にすぎちゃいますよ〜。

そのためにもワーホリに行く前からしっかりとした計画と心構えを持っておくことを強くおすすめします。

■ワーホリを失敗しないための心構え
  • どうして海外に行きたいのか目的をしっかり持つ
  • ワーキングホリデーの準備として必要最低限の英単語や言い回しなど、行く前から英語に耳を慣らしておく(英語力のレベルが高ければ高いほど、ワーホリで滞在中の仕事の幅が広がります)
  • 住むところはなるべく英語環境にする
  • 現地のコミュニティーに率先して参加する
  • プライドは捨ててどんどん自分から話しかけていく

例えば、英語に自信がないのであればワーホリに行く前の耳を英語に慣らしておくといいですね!

最近では英語字幕が表示できる動画配信サービスHuluなどもあるので、上手に利用してみるといいかもです。実際Huluの英語字幕の動画配信は英語学習者には大人気です。

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全く英語力がないままでワーキングホリデーに行くのであればそれなりの覚悟が必要です。

結局は、あなた自身がいかに海外生活を上手に利用して英語を身につけるかということです。どうしても海外では心細くなってしまい、居心地の良い日本人とばかり過ごしてしまう人たちが多いようです。

例えば英語に自信がなくても、スポーツを通して地元の人たちと仲良くなるとか・・・
現地のコミュニティーにアンテナを張っていれば何かと行事があったりするので、そういう場所には率先して参加すると良いですよ。

また、ボランティア活動に参加するなどということもできます。私も実際に老人ホームのボランティアをしましたが、とても良い経験になりました。

仕事に関しても、英会話に自信がないから日本食屋さんでバイトをする・・・というよりは、お金はもらえないけど地元のコミュニティーで何かしらのボランティア活動に参加する。の方がより現地のコミュニティーに溶け込むチャンスでしょうね。

あなたの考え方ひとつ、行動ひとつでワーホリ1年間の過ごし方が全く違ってきます。

また、出発前に少しでも英語に慣れておくために、オンライン英会話を利用するのも良いかもですね。オンライン英会話ならコスパも良いし、あなたの空き時間でワーホリ出発前の英会話練習になると思います♪

↓↓参考までに↓↓

英語を学ぶための語学学校、実は落とし穴!

ワーキングホリデーの場合、最長4ヶ月間学校に通うことができます。なので、英語を習得したい思いで英語学校に通う人もたくさんいますが、これに関しての意見は良い・悪いどちらとも言えますね。

というのも・・・英語が話せなくても語学学校には入れますが、クラス分けできっと下のクラスになるでしょう。そうなるとどうなるかというと、クラスメイトはほぼ日本人だと思っておいた方が良いです。

そうなってしまうと、実際海外に住んでいるだけで日本にいるのと変わらない生活になってしまいます。

と言っても、真面目に勉強に向き合える意志の強さがあれば学校で英語を習うのもありです。

ただ、語学学校で教えてくれる英語は、日本の学校で受けるような授業をただ英語で学ぶといった感じです。

ワーホリの仕事はすぐ見つかる?

ワーキングホリデーで渡航すれば、アルバイトはすぐに見つかる!・・・というのは甘いです。英会話能力が高ければ仕事の幅も広がりますが、英会話ができないとなると、職種もかなり狭まるので見つけるまでに時間がかかってしまう可能性もあります。

ただ、こればっかりは縁や運・・・そしてタイミングもあるので(^_^;)

ちなみにワーホリの仕事の探し方は、別記事『ワーホリ(オーストラリア)の仕事の探し方を在住者がアドバイス!』で紹介しているので、よければチェックしてみてくださいねヽ(^o^)

ワーホリは失敗して後悔する!英語が上達しない人とは?【まとめ】

英語は聞けば聞くほど、使えば使うほどどんどん自分の中に吸収されていきます。せっかくワーキングホリデーができるのであれば、海外生活を上手に利用したいですね。

ワーホリ終了後に「英語が全然話せるようにならなかった」と後悔する人をたくさんみますが、1年はあっという間です。海外に行くのでその国の言葉で生活するのは当たり前ですが、日本を出て海外で生活するということは英語以外にも学ぶところがたくさんあるはず♪

なので、言葉にストレスを感じすぎず、貴重な時間を目的を持って最大限有意義なものにできるといいですね。

  • 海外に行く=なんとかなる ➡︎ なんとかなります。
  • 海外に行く=英語が話せるようになる ➡︎ 行っても話せるようにはなりません。

ここまで読んでいただいてありがとうございましたヽ(^o^)