海外・オーストラリアは自転車を電車に持ち込めるってホント!?

自転車 オーストラリアライフ

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オーストラリアでは、自転車を電車に持ち込むことが可能です!

この仕組み、日本に住んでいる方には少し驚きかもしれませんよね。
オーストラリアは広大な国であるため、こう言った大胆な取り組みも一般的なのかもしれませんね。

オーストラリア

実は最近、うちの息子が友達と自転車に乗って当でを楽しむことが増え、ときには自転車を電車に持ち込んで、少し遠くまで出かけたりもしています。

母としては、正しい自転車の乗り方をして欲しいので、自転車を電車に持ち込む場合の決まりや、乗る時のルールなどを調べました。

オーストラリアの州によっても多少の違いはあるようなので、ここでは私が住んでいるクイーンズランド州を中心に、自転車の持ち込みに関する規則をご紹介します。

オーストラリア

オーストラリアで自転車を電車に持ち込む時のルール

電車に自転車を持ち込む

大きな荷物を持ち込む際は、安全性や他の利用者の方たちへの配慮が大切ですよね。

オーストラリアでは州ごとに自転車の持ち込みに関する規則が異なるようなので、参考までに、クイーンズランドをはじめとするいくつかの州について簡単に紹介します。

クイーンズランド州の場合
基本的に午前7時〜9時半そして午後3時〜6時半のピークタイムは自転車を電車に持ちこうことはできません。

ですが、2021年7月1日から、ピーク時を含む全てのクイーンズランドの電車に自転車と電動スクーターを持ち込める、”6ヶ月間の試し期間” が設けられています。

自転車を電車に持ち込む
(↑実際に自転車を電車に持ち込んだときに撮影した写真です)

ただし次のルールを守る必要があります。

  • 電車の先頭車両と最後尾のドアを使用する
  • 優先席エリアを妨げない
  • 自転車で通路や出入り口を塞がない
  • スタッフの指示に従う

ニューサウスウェールズ州の場合
自転車の電車への持ち込みは可能ですが、事前予約が必要です。

南オーストラリア州の場合
ピーク時間以外は自転車を電車に持ち込むことが可能で、バスやトラムには折り畳み自転車のみが許可されています。

西オーストラリア州
折り畳み自転車や一輪車はいつでも持ち込み可能ですが、その他の自転車はピーク時間以外に限ります。

オーストラリアで電車やバスに安く乗るためのカード

チケット

クイーンズランドでは、公共交通機関に乗車する際、ゴーカード(go card)といICカードを利用すると便利でお得です。

駅の改札

参考までに、ゴーカードを使わずチケットを購入する場合は、↓こんな感じでレシートみたいに長細い紙切れのチケットを購入します。
(↓駅の改札前に設置されている↓このような機械で購入できます)

電車のチケット

ゴーカードは年齢や条件によって色分けがされています。
乗り物に乗る際の運賃は自動的に計算され、カードの残高から差し引かれます。

ゴーカードゴーカードゴーカードゴーカード

ゴーカードの色分けは以下のようになっています。

  • オレンジ:こども用 (14歳まで)
  • 緑     :年金受給者または学生用 (15歳〜高校卒業)
  • 青   :大人 (15歳以上)
  • えんじ :高齢者用

ゴーカードは割引があり、紙のチケットよりも安くなります。
つまり、毎回紙チケットを買う方が断然高い料金を払うことになります。

ゴーカードのメリット

ゴーカードは割引がある為、紙のチケットを毎回購入するよりも安いです。
また、オンラインや駅などで購入や補充ができ、紛失時にも再発行で残高を移動することが可能です。

ゴーカードの入手方法

  • オンライン
  • ニュースエージェンシーや駅の窓口

うちの娘はつい最近、ゴーカードを紛失してしまったのです💦
ですが、登録していたのですぐに新しいカードを作り、紛失したカードの残高を移動することができました!!

また、子供たちは週末、無料で電車に乗れるという特典もあります。

オーストラリアで子供が自転車に乗るときの注意点

子供と自転車

オーストラリアでは、自転車に乗る際にはオーストラリア規格の自転車用ヘルメットを着用する必要があります。

子供の年齢によって以下のようなことに注意を払うのが望ましいです。

5歳未満の子供が自転車に乗る場合
子供は常に大人の監視の下で歩道や自動車道を乗ることとされています。
そして、子供が自転車を乗る際には積極的に安全な場所を選んで乗るようにしなければいけません。

5歳から9歳までの子供が自転車に乗る場合
5歳〜9歳の子供は、まだ大人の監督の下、自転車に乗ることとされています。
そして、道路を横断する際には『停止・見る・聞く・考える』といった、道路を横断するための安全確認の方法を子供に教える必要があります。
歩道や自転車道で自転車を乗る場合は大人の同伴が必要です。

10歳から13歳の子供が自転車に乗る場合
10歳から13歳の子どもは、基本的に交通安全に対処できるとされています。
ですが、これは子供が「実際の交通環境」でどれだけ練習したかによっても異なってきます。

実際にヘルメットを着用していないティーンエイジャーをよく見かけますが、事故が起こってからでは遅いので、親としても子供にヘルメットをちゃんと被らせるようにしたいものですね。

海外(オーストラリア)は自転車を電車に持ち込める【まとめ】

まとめ

オーストラリアで初めて電車に自転車を持ち込む人を見たときは、便利だなと驚きました。
興味がある方は、渡豪前に州ごとのルールを確認しておくと良いかもしれませんね。

電車 

電車
↑写真の左側に見える大きなドアはトイレです^ ^

オーストラリアの電車では、乗降時に電車のドア横に設置されているボタンを押してドアを開け示しますので、日本と少し異なる点にも注意してくださいね。

電車

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。