ワーキングホリデービザで海外に行ってみたいんだけど、英語力がなくても行っちゃえばなんとかなるって本当?
ワーホリに英語力って必要ないの?
こんな疑問、ありませんか?
『ワーホリに英語力は必要ない?』と言う疑問に対して、結論から言うと答えは「YES and NO」です。
この記事では、ワーホリに英語力は必要ない?→(答え)YES and NOについて、実際に渡豪した私の経験と、現在オーストラリアに在住して、たくさんのワーホリの人たちを見てきている経験からその理由を紹介します。
ワーホリに英語力は必要ない?現地に行く前に知っておくべきこと!
ワーキングホリデービザは海外でちょっと生活してみたい人にとってはとても便利なビザです。ただ、18歳〜30歳という年齢制限があります。
そして、ワーホリについては「行っちゃえばなんとかなるなる!」「英語は喋れなくても大丈夫」・・・などなどネットでは色々な意見がありますね。
もちろん一般的に考えて、英語圏に行くんですから英語力が高ければ高いに越したことはないですよね。だけどネットで見るように、実際ワーホリで海外に行くのに英語力は必要ないんでしょうか?その答えの「YES and NO」について説明していきますねヽ(^o^)
ワーホリに英語力が必要ない理由は?
私はオーストラリアに移住して17年になりますが、17年の間にたくさんのワーキングホリデーで渡豪してくる人たちを見てきました。
そして私自身過去に1年間バイトをしながらオーストラリアで生活したことがあります。
結論から言うと、英語力がなくてもなんとかなっちゃいます。ただ、それはあくまでもなんとかなるレベルです。
海外に住むというのは、『住む・働く・買う・食べる』といった基本的なことを全て英語でするということです。
なので英語力がないと生活の基本的なことにかなり不住を感じるでしょう。とは言っても生活できないわけじゃないです。
例えば、あなたより先に現地に住んでいる英語の話せる日本人に助けてもらったり、お金を払って通訳を頼んだり、サバイバル術はいくらでもあります。
実際、生活に必要な食材は、値段も書いてあるし見れば買えちゃいます。住居に関しては、日本人のシェアメイトを探せば特に英語を話す必要はないですよね。
ただ、英語が話せない人でオーストラリアにワーキングホリデーとして来た人たちをたくさん見てきましたが、↓↓こんな感じの生活をする人たちが圧倒的に多いようです。
そして、仕事に関していえば・・・
※日本人経営と言ってもお客さんはもちろん現地の人も来るので、基本的な英語力が求められるところもあります。
ちなみに、同じ国の人同士でいるのがダメな分けじゃないです!他の国の人たちも同じようなもので、同じ文化を持つ同じ国から来た者同士が、よその国で助け合うのはすごく良いことですよね。実際、英語のできる日本人同士でも自然に集まります。
ただ、せっかく人生の貴重な時間を使って他の国に行くので、その国や人に精一杯触れ合いたいですよね♪
そもそもどうして海外に行こうと思うのか?を考えた時に、理由は人それぞれですが、少なくとも「英語を話せるようになりたい」という気持ちがあるから海外に行こうと思うのではないですか?
だとしたら、「海外に行けば英語が話せるようになる」と安易に考えるのはとても危険です。日本への帰国間際になってあなた自身英語力が全然伸びていないことにハッとして焦ってしまいますよ。
そして、滞在中も英語が話せないばかりに騙されてしまうことや、いらないお金を余分に払う羽目になったりなどということもないとは言えないので、気をつけましょう。
ちなみに、オーストラリアでの仕事の探し方については↓こちらの記事で紹介しているので参考にしていただければ嬉しいです♪
ワーホリに英語力が必要な理由は?
英語圏に行くんですから、英語力が高ければ高いほど不住なく現地での生活を楽しむことができます。
英語を学ぶだけではなく、その国の文化や人にさらに関わることができて、いろんな経験をすることができるので、充実したワーホリ生活を送ることができるでしょう。
さらに、現地雇用主の元で働くことによって現地の従業員達と同じ扱いを受けることができ、支払いの面でも英語に問題なければ十分な時給が支給されます。ちなみに私のいるオーストラリアの時給は、英語が話せて地元の人に雇われるとかなりいいですよ。
英語が話せるととにかく働く場所の選択肢が広がるということです。ローカルの人たちの中で働けば、会話はもちろん、現地の人との繋がりを持つことができ、さらに内容の濃いワーキングホリデー生活(海外生活)が送れます。
また、職場で気に入られて必要な存在になれれば、延長して働ける!?なんてこともあるかもしれませんよね。
英語力がなくても現地で語学学校に通えばいいと思ってない?
ワーホリビザでも現地で語学学校に通うことができます。
と言っても、英語が話せなくても現地に着いてから語学学校に通えば英語も習得できるし、行く前に英語は話せなくてもいいよね!?・・・なんて考えていませんか?
確かにそうです。英語が全く話せなくても語学学校には入れます。
ただ、そこにも落とし穴があります。
語学学校に入学するとまずクラス分けのための英語力テストを受けます。その結果によってどこのクラスに入るかが決まります。この時に英語が話せないと一番下のビギナークラスに決定です!
そうするとどういうことになるかというと・・・・
クラスのほとんどが日本人だったー!!なんてことは珍しくないです。ヨーロッパ系の人たちもいたりしますが、彼らはたいてい中級以上のクラスに入っています。
そうなると結局は日本人ばかりのクラスになってしまいます。
こんな状態では、海外に住んでいるというだけで日本で語学学校に通っているのとさほど変わらなくなってしまいますよね。
とは言っても、どうしても英語を習得して日本に帰る!という目的意識の強い人は、その気持ちを忘れないで、誘惑に負けずにしっかり勉強して、ビギナークラスからでもちゃんと英語力をつけて帰る人もいます。
有意義なワーホリ生活が送れるかどうかは、全てあなた次第です(^_−)−☆
参考までに・・・
↓↓こちらのスコアを参考にしてみてください↓↓
英語レベル | TOEICスコア(※参考までに) |
初心者(Beginner) | 5〜200 |
初級レベル(Elementary) | 200〜450 |
中級下(Pre-intermediate) | 450〜650 |
中級(Intermediate) | 650〜750 |
中級上(Upper-intermediate) | 510-660 |
準上級(Pre-advanced) | 750〜850 |
上級(Advanced) | 850-990 |
ワーホリで現地に行く前に英語を勉強するメリットは?
ここまでで、ワーホリに英語は必要ない?の答えが「YES and NO」だというのがわかったと思います。
では、ワーホリで現地に行く前にある程度の英会話力をつけておくことのメリットをさらっと説明しておきます。
- 働き場所の選択肢が増える
- 足元を見られず正当な時給がもらえる
- 現地の友達ができ、現地の人たちとの繋がりが強くなる
- その国の文化を知ることができ、よりいろんな行事に参加できる
- 生活をする上での情報量が圧倒的に増える
↓↓こちらは中学高校と英語の授業に興味がなかった私が英会話力をつけるためにやった英語学習方法ですが、おすすめですよヽ(^o^)興味のある方はぜひ試してみてくださいね(^_−)−☆
ワーホリで英語力が伸びる人と伸びない人
ここまでくれば、『ワーホリに英語力は必要ない?→(答え)YES and NO』の理由がわかったと思います。
そして海外に行ったからといって、必ずしも英語が話せるようになるとは限らない・・・ということもわかったのではないでしょうか?
ワーホリで英語力が伸びる人と伸びない人を簡単にまとめると、
英語が伸びる人
- 渡航前から英語学習に関してきちんと目標を持ち、意志の強い人
- 現地のコミュニティーに進んで参加する人
- 向上心のある人
- 楽だからと日本人とばかり一緒にいない人
英語力が伸びない人
- 何の目標もなく海外に行けば英会話力がつくと安易に考えている人
- とにかく日本人コミュニティーにしかいない人
他にもまだまだ英語力が伸びる人と伸びない人の要素はたくさんあると思いますが、結局のところ全てはあなた次第です。
ワーホリで海外に行くということは、人生の中でとても貴重な体験をすることになります。人生観も変わるでしょう。
その貴重な体験をできるだけ有意義に過ごし、あなたのこれから先の人生にも繋がるような経験になるといいですね。
と言っても、ワーホリで海外に行く理由も人それぞれなので、もしかしたら英語力を伸ばすことは大して重要なことじゃないっていう人もいるかもしれませんけどね(^_^;)
ただ、英語力を高めることが重要か重要じゃないかに関わらず、せっかく海外にいるのなら英語力がつけば生活が数倍楽しくなり、その国の文化により多く触れる経験ができますよ。
ワーホリに英語力は必要ない?行く前に知っておくべきこと!【まとめ】
ワーホリに英語力は必要ない?→この答えが「YES and NO」だという理由がわかったと思います。
はっきり言って英語力がなくても行ってしまえばなんとかなります。ただ、なんとかなる程度のレベルです。
しかし、英語力が高くなればなるほど海外での生活は断然楽しくなります。
せっかく現地で生の英語生活が経験できるのであれば、その環境を精一杯生かすためにも事前にある程度の心構えと英語学習の準備をしておくことをおすすめします♪