2019年3月26日(火)TBS系「この差って何」の放送では、
ご祝儀袋について紹介されます。
ここではご祝儀袋についている紐の向き(上むき・下向き)や、
色(赤白・金銀)の違いについて調べてみました。
【ご祝儀袋】水引とは?
水引きは、ご祝儀袋や不祝儀袋の表に用いられる飾り紐です(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
主に結納品、贈答品の表紙、正月飾りなどに使用される飾り紐の素材のことです。
水引の語源は?
何通りかの言い伝えがあるようですが・・・
1、紙縒りが元の紙の状態にもダラ内容にするために糊水を引いて
乾かし固めました。
2、一本の長い紐を赤い水に入れて引きながら染めていたことから水引と呼ばれるようになりました
(番組ではこちらを紹介していました)
3、遣隋使として小野妹子が隋から帰還した時に、同行した答礼使が持参した
貢物(みつぎもの)に紅白の麻紐が結ばれていました。
その後、習慣として紅白の麻紐を宮廷への献上品には結ぶ
ということになりました。
そして月日は流れ、室町時代には麻紐から紙縒りを糊水で引いて
か耐えた水紐になったと伝えられています。
水引が「上向きのご祝儀袋」と「下向きのご祝儀袋」の違いは?
* 水引が上むき・下向きの袋では、お祝い事によって違う袋を使います。
★ 水引が下向きは = 引っ張ると「ほどける」
何度あっても良いお祝い事に使います。
《出産》・《七五三》 に使います。
下向きとは『花結び』のことで、
結んだ後の水引紐の切り口が下を向いています。
★ 水引きが上むきは = 引っ張っても「ほどけない」
人生で一度きりのお祝いに使います。
《結婚》・《成人祝い》に使います。
上むきとはむすびきりとあわじ結びのことで、結んだ後の
水引き紐の切り口が上を向いています。
結び方は、この水引が「ほどける」か「ほどけない」かがポイントです!
水引の紐が「赤と白」「金と銀」の違いは?
赤と白の水引 と 金と銀の水引の違いは・・・・
ご祝儀袋の中に入れる金額によって使い分けます!
1万円以下 = 赤と白
1万円から3万円 = 金の水引
3万円〜5万円 = 金色の水引で袋に装飾のあるものと使います
5万円以上の場合 = 金色の水引でツルなどの柄がついたものを使うのが良い!
なぜ袋の種類を使い分けるかというと・・・
結婚式などのお祝いでは、たくさんご祝儀をいただくので、
一旦袋の中のお金を出してしまうと、中いくら入っていたかが
わからなくなってしまうので、
袋の違いで中身がなくてもどれくれい入っていたのか、おおよその目安を
知ることができるようにするためだそうです。
水引の色は、慶事には紅白・金銀・赤金が使用され、
弔事には、白黒・黄白・青白・銀などが使用されます。
水引の色は慶事と弔事で異なってきます。
紐の色の使い分け
赤白 蝶結び お祝い事全般に使います
赤白 結び切り お見舞いなど一度きりにしたい場合に使います
赤白 結び切り 紐が10本のものは婚礼用です。
金銀 蝶結び 神事での祈祷(きとう)やおはらいを受ける時に使います
金銀 結び切り 婚礼に使用するほか、人生で一度だけの慶事
(例:長寿祝い)で使用されることがあります。
黒白 結び切り 弔事、仏事全般で使われます
黄白 結び切り 関西・北陸では弔事、仏事全般で広く使われます。
水引の紐の数は?
水引の本数は3本・本・7本・10本(奇数)・・・を使用します。
(10 ➡︎ 1として数えます。)
【結婚内祝いの水引】
結婚内祝いの水引は紅白10本が基本です。
結婚は一度きりの繰り返さないお祝いのことなので、ほどけない結び切りで
両はしが上を向いた水引を選びます!
【出産内祝いの水引】
出産内祝いは紅白5本の水引を使い、ていねいなお品には7本を使う場合もあります。
何度あっても嬉しいお祝いなので、結び直せる蝶結びです!
まとめ
ご祝儀袋は、どれを使っていいものか迷いますよね!
今まで私も使い方に自身がありませんでしたが、
これからはちゃんと意味をかがえて使うようにしなければ・・・
と思いました(^_^;)