2019年の『ノーベル化学賞』吉野彰さん(71歳)が決まりました👏👏👏
実は吉野さんは今までにも毎年ノーベル化学賞の候補にあがっていたそうですね。
吉野さんは、リチウムイオン電池の正極を開発し、実用化で貢献し田ということで共同受賞したアメリカ・テキサスの大学の教授『ジョン・グッドイナフさん(97歳)』とは研究室を尋ねるほど親密な関係にあるそうです。
吉野さんのお話によると、吉野さんがノーベル化学賞受賞を妻の久美子さんに真っ先に伝えたところ・・・腰を抜かすほど驚いていたそうですよ!
ここでは2019年のノーベル化学賞受賞の吉野あきらさんの経歴・学歴・プロフィールなどについて紹介しますヽ(^o^)
ノーベル化学賞吉野さんのwiki風プロフィール
ノーベル化学賞とった吉野さんの笑った顔が可愛すぎる。#吉野彰#ノーベル化学賞#かわいい pic.twitter.com/JB8NZqRbQZ
— 和奏 (@blueberry_pluie) October 9, 2019
名前:吉野 彰(よしの あきら)
生年月日:1948年(昭和23年)1月30日
年齢:71歳(2019年10月現在)
出身地:大阪府吹田市
住まい:神奈川県藤沢市
現役職:旭化成(株)名誉フェロー
趣味:テニス・ゴルフ・お酒
↓↓ノーベル化学賞の吉野さんの好きな座右の銘↓↓
吉野彰さんは、大阪府吹田市で4人兄弟の3人目の次男として生まれました。
吉野さんは、自宅のお手洗いに置いてあった掃除用の塩酸に釘を入れて水素が発生する様子を観察したり・・・好奇心んが旺盛な子供だったようです。
ノーベル化学賞は吉野彰さんらに!リチウムイオン電池の開発で贈られます。授賞式は12月10日です。おめでとうございます!#ノーベル化学賞 pic.twitter.com/NNgvL9pe1o
— 銀鋼 光斗(シロガネ ライト)@unknownちゃん親衛隊副長(No.2)(午前中だけなりきり) (@sweetbirdYukari) October 9, 2019
ノーベル化学賞を受賞した吉野さんが科学者を目指したきっかけは、小学校3〜4年生の時の担任の先生が化学出身の女性の先生だったことから、その先生の勧めでイギリスの科学者マイケル・ファラデーの著書「ロウソクの科学」とい本を読みなさいと言われて読んだことがきっかけで、自然の原理に触れたことが化学への興味の原点だそうです。
また、吉野さんは子供向けの化学雑誌を読んでさらに知識を身につけたんだそうです。
ちなみに、2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した、東京工業大学の大隅良典栄誉教授が研究者を志すきっかけとなったのも『ロウソクの科学』だそうです!
毎週土曜日は吉野さん自身の健康のためと息抜きのために、近所のお友達とテニスをするのが楽しみで、テニスは40年以上続けているそうですよ🎾
吉野さんには3人の子供がいて、現在は神奈川県藤沢市で妻の久美子さん(71歳)と次女の娘さんの3人で暮らしているようですね。
ノーベル化学賞吉野さんの学歴は?
【吉野彰さんの学歴】
小学校:大阪府吹田市立千里第二小学校
中学校:大阪府吹田市立第一中学校
高等学校:大阪府立北野高校
1970年3月 京都大学工学部 石油化学科卒業
1972年3月 京都大学工学研究科 修士課程修了
2005年3月 大阪大学 大学院工学研究科 博士(工学)取得
興味のある科学が自然と得意科目になった吉野さんは、京都大工学部に進学しました。
入学後は水泳部に入部しますが入部早々の4月にプールに飛び込まされ、冷たくてすぐに辞めてしまったそうです(^_^;)
その後は考古学同好会に入り直し、発掘に精を出したんですって。
吉野さんは大学院修士課程を修了した後、大手化学企業の旭化成に入社しました。
ノーベル化学賞吉野さんの経歴は?
吉野さんノーベル化学賞受賞おめでとうございます! pic.twitter.com/6as87ywA4N
— ブルー☣録画沼[-HYK-] (@idms903) October 9, 2019
【吉野彰さんの経歴】
1972年4月 旭化成(株)(旭化成工業)入社
1982年10月 旭化成(株) 川崎技術研究所
1992年3月 旭化成(株) イオン二次電池事業推進部商品開発グループ長
1994年8月 (株)エイ・ティーバッテリー技術開発担当部長
1997年4月 旭化成(株) イオン二次電池事業グループ長
2001年5月 旭化成(株) 電池材料事業開発室 室長
2003年10月 旭化成グループフェロー
2005年8月 旭化成(株) 吉野研究室 室長
2010年4月 技術研究組合 リチウムイオン電池材料評価研究センター 理事長(現在)
2015年10月 旭化成(株) 顧問 / 九州大学 エネルギー基盤技術国際教育研究センター 客員教授
2017年10月 旭化成(株) 名誉フェロー(現在)
2019年6月 九州大学 グリーンテクノロジー研究教育センター 訪問教授
吉野さんが大手化学企業の旭化成に入社した理由は、「企業は開発の第一線に立ち、新製品を出すという目標がはっきりしている。大学に残るより面白そうだ」と感じたからだそうですよ。
吉野さんはその思いをリチウムイオン電池の開発で結実させました。
平成29年(2017年)に名城大学(名古屋市)の教授に就任し、学生の講義を担当しています。
ちなみに、吉野さんのノーベル化学賞受賞が交換されたことで米国市場で取引されている旭化成の米国預託証券(ADR)は9日、前日と比べると5.4%高い21.50ドルと、大幅に上昇して取引を終えたそうですよ♬
ノーベル化学賞吉野さんの受賞歴は?
リチウムイオン二次電池に関する研究で、今年のノーベル化学賞に選ばれた旭化成名誉フェローの吉野彰さん(71)が記者会見を行い、「いろんな分野で若い研究者が一生懸命、研究している。大きな励みになってくれればと思う」などと述べました。#ノーベル賞 #ノーベル化学賞 #リチウムイオン二次電池 pic.twitter.com/4117HjRqTx
— TBS NEWS (@tbs_news) October 9, 2019
【吉野彰さんの主な受賞歴】
吉野さんは研究を重ね、国内でも海外でも数々の賞を受賞しています!
1999年3月(社)日本科学会より平成10年度「科学技術賞」(リチウムイオン二次電池の開発の功績)
1999年10月 米国Electrochemical Soc.から”1999 Technical Award of Battery Division”( Pioneering work on lithium ion battery technologyの功績)
2001年4月(財)新技術開発財団(市村財団)から「市村産業賞功績賞」(リチウムイオン二次電池の開発と製品化の功績)
2001年10月(社)発明協会から「全国発明表彰文部科学大臣発明賞」
2002年6月(社)発明協会から「全国発明表彰文部科学大臣発明賞」
2003年4月 文部科学省から「文部科学大臣賞科学技術功労者」
2004年4月 日本国政府から「紫綬褒章」
2011年11月 公益財団法人NEC C&C財団からC&C賞
2012年3月(社)日本化学会から「第5回日本化学会フェロー」
2012年6月 米国IEEEより「IEEE MEDAL FOR ENVIRONMENTAL AND SAFETY TECHNOLOGIES」
2013年6月 ロシアから「The Global Energy Prize」
2013年11月 公益財団法人加藤科学振興会から加藤記念賞
2014年2月 全米技術アカデミーから「THe Charles Stark Draper Prize」
2014年10月(社)電気科学会から功績賞
2016年9月 物質・材料機構から「NIMSアワード2016」
2018年4月(公財)国際科学技術財団から「Japan Prize(日本国際賞)」
2019年6月 欧州特許庁から「欧州発明家賞」
2019年9月 ノーベル化学賞
ノーベル化学賞吉野さんのリチウムイオン電池とは?
リチウムイオン電池は、プラス極に「コバルト酸リチウム、マイナス極に「特殊な炭素」を用いた構造になっています。
リチウム電池が従来の充電池と大きく違うのは、リチウムがとても軽い物質で重たい金属があまり使われていないことです。
そのため電池そのものが軽く小型に、そして大容量でパワーが強いということが大きな特徴です。
リチウムイオンの電池は90年代に入って携帯電話やノート型パソコンに搭載されるようになり、世界中に広がっていきました。
ちなみに、吉野さん自身は携帯電話を持ち歩くことに拒否感を持っていたようで、つい最近まで持っていなかったそうですよ(^_^;)なので、携帯電話にリチウム電池が役立っているのですが、吉野さん自身は実感してないそうです(^_^;)
最近では電気自動車の動力源としても採用されていて、省エネや地球温暖化対策の分野にも応用され、まさに現代社会を支える技術となっています!
吉野さんは33歳でリチウムイオン電池の研究を開始しました。
吉野さんがリチウムイオンの電池研究に取り組んだきっかけは・・・
1980年代モバイル機器の開発が活発になり、それと並行して機器を小型化・軽量化するための電源として、エネルギー密度が高く再充電可能な二次元電池が求められていましたが、その時代の「ポータブル」という”流行り言葉”がきっかけで・・・さらに「コードレス」「ワイヤレス」という言葉が盛んにつかうわれ、時代の流れの中で世間が何を求めているかということを吉野さんは感じ取ったそうです。
吉野さんは、常にお客さや世の中が『何を求めているか』ということを日頃からさぐりだし、それを達成する手段としての技術をどうやって繋げるか・・・ということが新製品を研究開発する端緒になるんだと言っていいます。
ノーベル賞受賞者歴代(日本人)の出身大学チェック!
- 東京大学11人:物理学賞5人 / 化学賞1人 / 生理学・医学賞2人 / 平和賞1人
- 京都大学8人:物理学賞3人化学賞3人生理学・医学賞2人
- 名古屋大学5人:物理学賞4人 / 化学賞1人
- 大阪大学2人:物理学賞1人 / 化学賞1人
- 東京理科大学1人:生物学・医学賞
- 神戸大学1人:生理学・医学賞
- 大阪市立大学1人:生理学・医学賞
- 山梨大学1人:生理学・医学賞
- 徳島大学1人:物理学賞
- 埼玉大学1人:物理学賞
- 東京工業大学1人:化学賞
- 東北大学1人:化学賞
- 北海道大学1人:化学賞
- 長崎大学1人:化学賞
- カリフォルニア大学サンディエゴ1人:生理学・医学賞
- ロチェスター大学1人:物理学賞
- ペンシルベニア大学1人:化学賞
- ケント大学1人:文学賞
- イースト・アングリア大学1人:文学賞
ノーベル化学賞吉野さんの経歴学歴プロフ・まとめ
- 2019年の『ノーベル化学賞』吉野彰さん(71歳)が決まりました。
- 吉野さんが2019年ノーベル化学賞受賞した理由は、1985年にリチウムイオン電池を開発したことです。
- ノーベル化学賞の吉野さんが開発したリチウム電池が従来の充電池と大きく違うのは、リチウムがとても軽い物質で重たい金属があまり使われていないことです。そのため電池そのものが軽く小型に、そして大容量でパワーが強いということが大きな特徴です。
- ノーベル化学賞の吉野さんが好きな座右の銘は『実るほど頭を垂れる稲穂かな』です。
- ノーベル化学賞を受賞した吉野さんが科学者を目指したきっかけは、小学校3〜4年生の時の担任の先生が化学出身の女性の先生の勧めでイギリスの科学者マイケル・ファラデーの著書「ロウソクの科学」とい本読んだことです。(2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した、東京工業大学の大隅良典栄誉教授が研究者を志すきっかけとなったのも『ロウソクの科学』です。)