2019年7月2日(火)TBS系列【マツコの知らない世界】の放送で埼玉在住なのにブラジル・リオのサンバカーニバルに23年間連続出場している『中島洋二』さんが出演されます。
ブラジル・リオのカーニバルといえば、ド派手な衣装のお祭り・・・というイメージしかなかった私は、ちょっと気になったので調べてみました。
中島洋二さんって?
中島洋二さんはブラジル・リオのカーニバルに23年間連続出場し、カーニバルを世界に広めたとしてサンバ国際普及協会から日本人で初めて表彰されました。
名前 : 中島洋二(なかじまようじ)
年齢 : 46歳(2019年7月時点)
出身 : 横浜市鶴見区
現在 : 埼玉県在住
中島洋二さんは・・・
18歳
浪人人生の時武蔵野美術大学の学園祭でサンバパレードを見て興味を持ちよく年入学し、すぐにラテン音楽研究会に入部してサンバダンスを担当します。
22歳
リオのサンバカーニバルを生で見て号泣!
24歳
リオのサンバカーニバルに初出場・・・以来23年連続出場!
現在
サンバダンサーをしながらサンバの普及活動をしています。
1996年、美大生だった中島洋二さんは初の海外旅行でブラジル・リオのカーニバルを目の当たりにし、一気にその世界に引き込まれたそうです。
激しい生演奏と歌、派手な衣装とダンスに彫刻のような山車・・・・それらすべてに・・・「すべての芸術が詰め込まれている。行動で行うオペラだ」・・・と。
かつて、日本人のサンバは下手の代名詞だったようで、最初は門前払いでしたが、中島洋二さんは日本とリオで半年ずつ過ごしながらオーディションを受け続け、また体も鍛え上げました。その努力の結果チームの中心人物メストレ・サーラを務めるまでに上り詰めました。
中島洋二さんは地元のドラマやCMにも登場するほどになり、あちこちから声もかかり、毎年サンバチームに参加しています。
中島洋二さんに続き日本人参加者も年々増え続け、今では日本人ダンサーを冷笑する人いないそうです。
中島洋二さんの生活はどうなっている?
23年間リオのカーニバルにで続けている中島洋二さんですが・・・一体普段はどんな仕事をして、どんな生活をしているのかきになるところですよね(^_^;)
番組が中島洋二さんの生活を取材しました。
6畳のワンルームで生活しています。部屋にはもちろんサンバの装飾品がびっちり埋め尽くされていました。
さらにもう一つ別の部屋にはっこれまでに中島洋二さんが着用したサンバ衣装を約60着保管してありましたΣ(‘◉⌓◉’)
さらに・・・浴室はサンバで使う小道具で埋め尽くされていましたΣ(゚д゚lll)
中島洋二さんは自分の着る衣装はもちろん、他のサンバダンサーの衣装の政策・販売をしています。
材料となるキジの羽や装飾品は日本よりも安く手に入るということで、タイや中国などに行って購入しているそうです。
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ちなみに『マツコの知らない世界』に出演した時に着ていた⬆︎サンバ衣装には約450本のキジの羽が使用されているんだそうですよ☝︎
衣装が1着完成するのにはおよそ10日間かかるそうです。年間多い時で20着作成するんですって♬
中島洋二さんが作るサンバダンサーさんの衣装はだいたい1着20万〜25万で、高いもので35万だそうです。
中島洋二さんが作るサンバ衣装は、サンバ業界(サンバダンサー)の中ではかなり認められているそうです。
実際に着ているダンサーの方の話によると、デザイン力・着やすさ・はもちろんすごく丈夫で壊れないんですって♬
サンバダンスーは大汗をかくそうですが、水洗いをしても形が崩れないとか!?斬新なデザインや繊細な仕立てがブラジルでも認められ、一流のダンサーからも注文が来るそうですよ☆彡
中島洋二さんが魅了されたリオのカーニバルとは?
リオのカーニバルは18世紀ごろに始まりました。
キリストの復活を記念したイースターと深い関わりを持っています。イースターの前の46日間は断食期間となるため、その前に羽目を外して楽しむのが本来の姿だと言われています。
しかし賞金をかけたコンテストとなった今では楽しむだけではなさそうですね(^_^;)
世界最大のお祭りの一つとされていて、リオデジャネイロにおけるこの祝祭には1723年にまで遡る歴史があります。
サンバはアフリカ系奴隷たちによってブラジルの街灯の音楽であるショー口(ブラジルのポピュラー音楽のジャンルの一つです)などを混ぜ合わせて生み出されたそうです。
サンバはカーニバルのダンスとして人気が高いだけではなく、主な年の外縁部に広がる貧しい集落で大変な人気があります。
Wow Rio Carnival looks AMAZING! pic.twitter.com/HMqGRThgcy
— Tits & Giggles (@MsNicoleBanks) May 25, 2019
ブラジル・リオのカーニバル優勝賞金は?
中島洋二さんの話によると、リオのカーニバルは賞金3億円をかけたプロスポーツです!!!
1位になると3億円です!!
グループはカテゴリー分けされていますが、トップのスペシャルグループの中には14チームあってスペシャルチーム14チームの中から3億円を手にするチームが選ばれるそうです。
スペシャルチームの下には⬇︎このようにチームがたくさんあります。
Aリーグ全13チーム
Bリーグ全11チーム
Cリーグ全13チーム
Dリーグ全13チーム
Eリーグ全15チーム
そして1チームに所属している人数はなんと3000人以上 Σ(゚д゚lll)そして山車1台を作るのに1000万円もしたり、ダンサーたちのド派手な衣装など莫大な費用を投入しているため、賞金はすべてなくなってしまうそうです。
リオのカーニバル「審査方法」は?
リオのカーニバルの審査方法は大きく分けて3つです。
① チーム「テーマ」の表現
各チームごとにテーマがついています。
② ダンスの表現
ダンサーの呼吸がどれだけあっているか。
上手にリズムをとっているか?
テーマを表現できているか?
肉体の美しさ?
③ チームの統一感
メイン歌手だけではなくチームみんなが理解して歌っているか?
対立が崩れないでパレードできているか?
リオのカーニバルはリオデジャネイロのいろいろなところで行われていますが、一番有名なところはサンバ専用会場の『サンボードロモ』だそうです。(横幅13メートル・長さ700メートルのところでパレードが行われます)ここには18万人ほどのお客さんが入るそうですよΣ(‘◉⌓◉’)
パレード区間の700メートルの間に審査区間が4箇所に分かれてあるので、審査員席の前ではどのチームもこぞってアピールします。
このパレードは1チーム1時間20分以内に踊り切るのがルールのようです。
リオのカーニバル「裏事情」とは?
ちなみにブラジルのプロサンバダンサーの多くは胸とお尻にシリコンを入れているんだとか!?
本気のサンバだけに、サンバカーニバルは参加するほど赤字になってしまうそうです!
1チームパレードを構成するのに大体2億円〜3億円かかってしまうんですって。なので優勝してもトントンになってしまいます。
これだけのカーニバルです、優勝請負人という人がいるそうですが・・・
リオのカーニバル優勝請負人は『パウロ・バッホス』さんだそうです。
これまでに衣装に火をつけた過激なパフォーマンスや、ジェット噴射を使いダンサーを浮かせるパフォーマンスなどでサンバのイメージを覆す斬新な演出でチームを優勝に導いてきたそうですよ。
中でも衣装の早着替えを取り入れた演出や全身金塗りの70人のダンサーを乗せた黄金の山車など・・・(ちなみにこの黄金の山車の中央でライトを浴びて踊っていたのが中島さんなんですって!すごいです!!)
パウロ・バッホスさんのアシスタントの方で1000万円の報酬がもらえるそうですよ!・・・ということは、バウロ・バッホスさん本人は!?!?!すごそうですね!!
サンバカーニバルのチケットの値段は
リオのサンバカーニバルのチケットの値段は、2,000円〜1,000万円なんですって。
安いものだと2000円で購入できますが、高いものになると1000万円ですΣ(゚д゚lll)これには驚きですよね。
貸切の部屋で食べ物も出るそうですが・・・マドンナやウイル・スミスさんなんかはこちらの部屋から見学するそうですよ。
リオのカーニバル2020年の日程は?
ブラジル・リオのカーニバル2020年の日程は・・・
開始:2020年2月21日
終了:2020年2月26日
まとめ(サンバダンサー中島洋二さん・リオのカーニバル)
◎ 中島洋二さんはブラジル・リオのカーニバルに23年間連続出場し、カーニバルを世界に広めたとしてサンバ国際普及協会から日本人で初めて表彰されました。
◎ 1996年、美大生だった中島洋二さんは初の海外旅行でブラジル・リオのカーニバルを目の当たりにし、一気にその世界に引き込まれたそうです。
◎ 中島洋二さんはサンバダンサーですが、デザイナー業・モデル業などもされています。
◎ リオのカーニバル、優勝賞金は3億2000万とも言われています。
◎ カーニバルの1チームには3000人以上がいます。
◎ カーニバルの山車1台を作るのに1000万円です。
◎ 2020年のリオのカーニバルは2月21日〜26日です。