2019年3月25日(月)TBS系【名医のTHE太鼓判!】放送では、花粉症に効く果実、『ジャバラ』について紹介されます。
私は『ジャバラ』という名前を初めて聞き、しかも花粉症に効果的!?だということで、とても興味を持ったので調べてみました。
ちなみに今年の花粉の量は最大で昨年の7倍だそうですΣ(゚д゚lll)
そして花粉症の人の割合は、全国で36%・東京では48.8%ですって!
2ひとに1人が花粉症なのです! そして、花粉症の患者数は20年前に比べると約2.2倍ですΣ(゚д゚lll)花粉症は大人に限った問題ではないのです!
子供の花粉症(0歳〜14歳)は1987年の2.4%から2016年40.3%!!
『じゃばら』とは?
「じゃばら」とは、みかん属の柑橘類のいっしゅで、ゆずやかぼすの仲間なんだそうです。
「じゃばら」のサイズは、小ぶりなみかんよりもひと回り小さいくらいです。色は鮮やかな緑色から、熟すとともに黄色になっていきます。
味は、強烈なすっぱさの後にほんのり苦味が残る「にがうま」といった感じで癖になる美味しさで人気です!
ちなみに「じゃばら」の語源は、「邪(気)をはらう」というところから来ているので、「じゃばら」の果実自体とても縁起が良く、お正月料理にもおすすめの縁起物です(*´◒`*)
『じゃばら』が採れるのはどこ?
原産地は和歌山県牟婁郡北山村(わかやまけん ひがしむろぐん きたやまむら)ですが、「じゃばら」は和歌山県の北山村周辺でしか採れないフルーツということで、【幻の果実】と呼ばれていたそうです☝︎
ちなみにこの北山村は、和歌山県でありながら和歌山県のどの市町村とも隣接していなくて、隣接しているのは三重県と奈良県だけです。
このような一風変わった土地のことを『飛び地』と呼びますが、『飛び地』は現在日本で唯一北山村しか存在しないのでさらにミステリアスな魅力をかきたてます。
「じゃばら」ですが、そもそも北山村に暮らす村民の敷地に、1本だけ生えていた自然雑種だったそうです!
その後、花の分析などを行なって調査、研究をした重ねた結果日本国内だけではなく、世界を探しても全く同じものは他に一つもなく、新しい品種だということが明らかになりました。
それ以来、北山村の人たちは「じゃばら」の木を排除することなく、大切に育ててきたそうです。
そしてその結果、今では「じゃらば」は北山村の一大産業として成長し、北山村を支える果実にまでなりました。
今では年間70トンを収穫しています!
ちなみに、そこまで人気が出たきっかけは、【花粉症】だったようです。
北山村は、村のほとんどが木に覆われていて、その木の大半が杉の木です!いたるところ杉の木だらけなのに・・・花粉症の人が16%しかいないんです!!
『じゃばら』の成長カレンダー
2月 原木の剪定
4月 農園の草刈
5月 開花
6月 結実
7月 除草・草刈
8月〜9月 果実肥大
11月上旬〜 収穫・搾汁
12月2月 加工・出荷
和歌山県北山村周辺のじゃらんの収穫が、日本全国の収穫の84%を占めるそうです。
『じゃらば』は花粉症に効果的?
【花粉症】といえば、今や日本の国民病と言われるほど困っている人が多いですが、インターネットで「じゃばらが花粉症に効く」・・・という口コミがどんどん広がったそうです!
そして実際に調査したところ、抗アレルギー作用が期待されるフラボノイド成分のひとつであるナリルチンが他の柑橘類と比べて、とても多く含まれていることが明らかになったそうです!
花粉症の原因であるヒスタミンの放出をじゃばらのナリルチンが抑える働きをするそうです!
ナリルチンの含有量は・・・
みかん=46mg
グレープフルーツ=194mg
じゃばら=991mg
それ以来、村をあげて「じゃばら果汁」や「じゃばらドリンク」そして「じゃばらジャム」に「じゃばら飴」」・・・など、あらゆる商品の開発にも力を注いでいるのだそうです☝︎
『じゃばら』に含まれる成分は?
「じゃばら」には、ビタミンやミネラル、そして抗アレルギー作用が期待されているフラボノイド成分「ナリルチン」が含まれています。
中でも「ナリルチン」はIgE抗体の産生を抑えたり、マスト細胞からヒスタミンの放出を抑え、I型アレルギーである花粉症やアトピー性皮膚炎などに対する抑制効果が期待できるとされています。
また、「じゃばら」の果皮に含まれるフラボノイド類80%以上がナリルチンで、果皮には果汁の6倍〜10倍も含まれているそうです!
他の柑橘類にもナリルチンは含まれていますが、「じゃばら」はどの柑橘類よりもはるかに多くナリルチンが含まれています。
このように一種類の成分が特化して含まれている柑橘類はほとんど無いようで、世界的にも珍しいそうですよ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
そしてこのナリルチンが花粉症などのアレルギー症状に効果があるということが分かってきたそうです。
そのことからも、花粉症のアレルギー症状の改善を期待するのであれば、じゃばらの果汁よりも果皮を加工したサプレリメントなどを摂取するのも一つの方法ではないかと思います。
「じゃばら」の使い方
じゃばらはレモンのように絞ってそのまま飲めます!
1日10ml(小さじ2杯)を毎日飲むと花粉症の症状を抑える効果が期待できます!
- 薬が飲めない妊婦さんや子供も安心して摂取できます!
- 鍋のつけダレとして(ポン酢の代わり)使います。
北山村では昔からお正月料理(さんま寿司、昆布巻き、海苔巻き)の調理の際、搾り汁を食酢の代用品として利用しています。
成果や果汁は鮨酢や鍋物、揚げ出し豆腐として出荷されます。
- 大根をつけた『じゃばら漬け』
- 粉末状にしたじゃばらをヨーグルに混ぜる『じゃばらヨーグルト』
⬇︎これ全部番組で試していましたが、とっても合う組み合わせなようです⬇︎
- じゃばら+餃子
- じゃばら+うどん(そのまま「うどん」をじゃばらにつけて食べます)
- じゃばら+刺身
- じゃばら+唐揚げ
- じゃばら+鍋
北村山で収穫される約100トンは、村営の加工町でほぼ余すところなく利用され、加工食品は30種類に達しているようです。
果皮もパウダー状態にして販売されているそうでうすよ!
『じゃばら』を使った花粉症に効果的なレシピ
【じゃばらジャム】
(材料)
じゃばら 3kg
お砂糖 750g
(作り方)
① じゃばらのヘタを取り除き、2分割してタネを除去します
(注)ゆでると苦くなるのでそのまま水洗いします
② フードプロセッサーに投入してすりつぶします
(ポイント)なめらかなペースト状にします
③ 大型容器に移し全部すりつぶしてから、砂糖を混ぜます
700mlの保存瓶に小分けします(八分目ほど入れます)
④ 1本ずつ電子レンジで加熱します(弱で7〜10分)
噴きこぼれる直前に止めて完成です!
(これは殺菌効果です。蓋は別途煮沸消毒します)
※以上 クックパッド参照
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まとめ
「じゃばら」に含まれている【ナリルチン】は花粉症の症状を抑える効果があるのは期待できそうです。
そして果汁よりも果皮にその成分が多く含まれているます!症状にも個人差があるので、一概に万人効くかどうかはわかりませんが、試してみる価値はありそうですよね(^_−)−☆
自分にあった花粉症対策が必要です!