【ダーウィンが来た】グレートバリアリーフサンゴやウミガメの神秘とは?6月30日

オーストラリアライフ
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2019年6月30日NHK【ダーウィンが来た!】の放送は世界最大のサンゴ礁・グレートバリアリーフで無数のサンゴが生み出す年に一度の奇跡の絶景や2万匹を超えるアオウミガメが行う命がけの大産卵などが紹介されます。

 

 

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グレートバリアリーフ「サンゴの産卵」とは?

 

グレートバリアリーフのサンゴは世界最大のサンゴ礁が広がるオーストラリアの世界遺産です。そのグレートバリアリーフの美しい海では一年に一度のビッグイベントが「サンゴの産卵」(コーラルスポーニング)です。

 

長さ2000kmもの全長を誇るグレートバリアリーフは、世界のダイバーたちが一度は訪れたいと憧れるダイビングスポットです。

精子と卵がつまった「バンドル」という小さなピンク色の丸いカプセルを一斉に海の中に放出します。そしてそのカプセルが海中ではじけ、精子と卵が結びついて新しいサンゴが生まれるのです。

 

 

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グレートバリアリーフ「サンゴの産卵」時期は?

 

一年に一度しか見れない神秘的なグレートバリアリーフのサンゴの産卵は11月から12月(日本では秋から冬ですが、オーストラリアでは初夏にあたります。)に見ることができます。

満月を迎えてから4〜5日後の夜にこの現象は起こります。

詳しいことは解明されていませんが、満月の後は潮の満ち引きが大きいのでいる場所から動くことができないサンゴにとってはより遠くまで卵や精子を運ぶことができるからだと言われています。

世界遺産にもなっている世界最大のサンゴ礁が生み出すサンゴの産卵は、そのスケールもとても神秘的で美しいです。

その美しい様をオーストラリアの夏の海に降る雪にたとえられ、「サマースノー」とも呼ばれています。

水温や気温などの影響により正確な時期を予測するのは難しいと言われていますが、この神秘的なイベントを見たいと、グレートバリアリーフには世界中からダイバーたちが特にこの時期には訪れます。

 

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グレートバリアリーフ「ウミガメの産卵」は?

 

グレートバリアリーフやコーラル海に住むウミガメたちの多くが、ブリスベンの北・約360kmのところにある町バンダバーグのモンリポ・ビーチというところでその一生が始まります。(グレートバリアリーフへの入り口としても知られている町です。)

その数ヶ月前に同じビーチで母親ウミガメは大きな体で浜辺の高潮サインの上辺りまで一生懸命に登り、大事な卵を穴に産み落とします。

お母さんウミガメの涙の産卵シーンは感動ものです。

モン・レポスは南半球最大の産卵場所になっています。

バンダバーグノースバーネット地域において、一年に一度ウミガメたちが作り出す光景はとても美しく神秘的です。

 

 

 

ウミガメは人生ほぼ水の中で暮らしています。

お母さんカメは毎年ネスティングのために同じ海に戻ります。(大抵は自分が生まれた海に戻ります)

ウミガメは水で暮らす動物として生まれたため、陸の上では動きが遅くて動きにくいのです。産卵のために浜を歩き、満潮線をこし、卵を産むところを探します。

大きいウミガメは小さい浜を渡るだけでも20分程もかかります。そして卵を産むところにたどり着いたら体を使って穴を掘ります。

卵を産むために両ヒレアシ(後ろ)を交互に使いながら砂を掘っては横に避け、ヒレアシの長さ程穴が深くなるまで掘り続けます。お母さんガメが産む卵の数は50個から150個、それ以上もありえます。産む卵の数はカメの種類によって違います。

ネスティングが終わったら卵を産んだところを周りと迷彩するため前ヒレアシを使い、砂で隠す。こうすることで卵を人間や犬などから卵を守ることができるのです。

卵を産み終わったらカメは海に戻り、卵から生まれる赤ちゃんは見ることができないのです。

卵を産んでから六週間から2ヶ月の間に赤ちゃんカメは生まれ、海に向かっていきます。このサイクルが繰り返されていきます。

 

 

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ウミガメの産卵はいつ?

 

ウミガメの産卵を見るなら、モン・レポス(Mon Repos)にて11月から1月がおすすめです。

そして孵化した子カメたちを見るならモン・レポスにて1月から3月下旬までがおすすめです。

ウミガメと水中で戯れたいなら、毎年レディエリオット島付近で会うことができます。

 

 

 

 

 

 

 

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