えっ、オーストラリアの紫外線って日本の7倍なのーーー!?
こんなことを聞いたことありませんか!?
私はそう聞いたことがあったので信じていました!! ですが母になって子供を外に連れ出すことになったのでオーストラリアの紫外線について調べたことがあるんです。
実際オーストラリアの日差しは強いです!! 甘くみてたら大変なことになってしまいます。だけど、紫外線が日本の7倍っていうのはちょっと・・・💦
ということで、今回はオーストラリアの紫外線について紹介していきます。
ちなみに、紫外線とシミやしわの関係について別記事『シミ・しわで肌老化する前の対策!!h紫外線の強い時間帯はいつ!?』で紹介していますので、気になる方はぜひチェックして見てくださいねヽ(^o^)
オーストラリアの紫外線は日本の7倍ってホント?
『オーストラリアの紫外線は日本の7倍!!』 という話を私はずいぶん長い間信じていました。
ですが、実際調べてみたら7倍!? えっ!? 違うじゃん💦というオチだったんです。ただ、だからと言ってオーストラリアの紫外線はバカにできないのは確かです!!
オーストラリアでは紫外線に要注意!そもそも紫外線とは?
太陽からの日射は波長により 赤外線 ・ 可視光線 ・ 紫外線UV に分けられます。そして可視光線よりも波長の短いものが紫外線UVです。
紫外線はUV-A / UV-B / UV-Cに分けられます。オゾン層は全てのUV-C放射を遮断しますが、ほとんどのUV-BやUV-Bは遮断されますが、UV-A放射は遮断されません。そしてオゾン層が破壊されると地上において紫外線UV-Bが増加し、生物への悪影響の増大につながります。
- UV-A :太陽からの日射(太陽光)にしめる割合は数パーセントほど
- UV-B :太陽からの日射(太陽光)に占める割合は0.1%ほど
- UV-C :地表には到達しない
紫外線『UV』は英語のUltra-violetの略称です。
オーストラリアの紫外線UVインデックスの年間数値は?
こちらは世界の紫外線UV指数を世界保健機関WHOが調べたものです。
《The UV Index Worldwide》
※ UVインデックスとはUV放射強度を表すために使用される指標です。
※ World Health Organization参照
UVインデックス数値の読み方は、以下の通りです。
- 1〜2 = Low (弱い)
- 3〜5 = Moderate(中程度)
- 6〜7 = High(強い)
- 8〜10 = Very High(非常に強い)
- 11+ = Extreme(極めて強い)
最高UV指数 | 最低UV指数 | 平均UV指数 | |
ダーウィン | 13 | 8 | 10.75 |
シドニー | 10 | 2 | 6.17 |
日本 | 10 | 2 | 6.92 |
上記はオーストラリアはシドニーを参考にあげました。(シドニーと日本を水色で囲んでいます。)
この表からオーストラリアのUV指数と日本のUV 指数はどちらも同じだということがわかります。
なので、オーストラリアの紫外線UVは日本の7倍ではないことがわかりますね。
ただ、オーストラリアは広く、日本の22倍ほどの広さがあるということもあり、場所によって違ってきます。
ダーウィン(赤で囲んでいます)の数値を見ると、7倍ではありませんが、日本より高いことがわかります。
紫外線UVインデックスの数値が『3』以上の場合は日焼け止め対策が必要です。
オーストラリアの紫外線について
紫外線は太陽が放った光線の中でも波長が短く、エネルギーの高い光を指します。ですた温度の高さはUVレベルを表すものではありません。
オーストラリアの紫外線は外出前に要チェック!!
オーストラリアでは、毎日紫外線UVに関しての情報をこのようにチェックすることができます。
紫外線UVインデックスをチェックして外出先での日焼け対策をしておきましょう。
UV-Aは皮膚の奥深くまで浸透し、皮膚のシワや変色などの損傷を引き起こすよ原因になります。また、UV-Bも日焼けをお引き起こします。
日焼けは重度でも軽度でも、永久的に皮膚の損傷を引き起こす可能性があるので事前の日焼け対策はとても大事です。
そして、皮膚ガンは主にこの紫外線を過剰に受けることによって引き起こされる体の皮膚細胞の疾患です。
オーストラリアの紫外線による悪影響とは
日差しの強いオーストラリアでは特に日焼け対策をせずに紫外線を浴びすぎると、人の健康にも悪影響が及びます。
どんな悪影響を及ぼすか、いくつかの例を挙げておきます。
- 日焼け
- 紫外線角膜炎
- 免疫機能低下
- しわ・しみ
- 皮膚ガン
- 白内障
- etc…
特にオーストラリアは世界で最も皮膚ガンの発生が高い国とされています。
オーストラリアの紫外線での皮膚ガン率について
オーストラリアは世界でももっとも皮膚ガンの発生率が高い国です。
こちらが男女合同で見た世界の皮膚ガン率順位ですが、オーストラリアは世界1位で続いてご近所の国ニュージーランドが2位です。
※世界癌研究基金インターナショナルより(2018年)
《皮膚ガンランキング:男女》
こちらは同じく男性のみを対象とした皮膚ガン率世界ランキングですが、オーストラリアが1位です。そしてこちらもニュージーランドが2位です。
《皮膚ガンランキング:男性》
こちらが女性のみを対象とした皮膚ガン率世界ランキングですが、オーストラリアの女性は4位ですね。そしてこちらもまたニュージーランドが2位です。
《皮膚ガンランキング:女性》
毎年1700人以上のオーストラリア人が皮膚ガンで死亡しており、オーストラリア人の3人に2人は70歳になる前に皮膚ガンにかかります。
(Australian Government)
オーストラリアの紫外線対策で用意すべきもの!
曇りの日は日焼けしにくいと思っていませんか!?
実は薄い雲は紫外線の80%以上が通過します。
また、プールや海のような水の中に入っているから大丈夫だと思っていませんか?
実は紫外線は水面の反射で浴びる紫外線の量を増やしてしまうとも言われています。
注意しなければいけないのが、体が感じる暑さと紫外線の量は関係ありません。なので、「暑くないし大丈夫!」と思っていたら後から後悔します💦 なので、日焼け対策を怠らないようにしましょう。
特に夏のオーストラリアでは以下のものは必須アイテムといってもいいです。
- 帽子
- サンスクリーン(日焼け止め)
- 肌を紫外線から守るために羽織るもの
- サングラス
ちなみに….
女性にとって肌をきれいに保つことは結構気を使いますよね。ちょっとくらい大丈夫と思って、後になって肌がボロボロになったら悲しいです💦
日焼け止めを塗りながらも肌をきれいに保ってくれるような、そんな万能なクリームがあったら尚うれしい!! そんな方に、無添加だから毎日使えて嬉しい美白+UVケア+化粧下地の1品3役【美白日中用美容液】 や、海でも焼けない日焼け止め なんかを一本持っておくと重宝しますよ。
オーストラリアの紫外線対策5つのポイント!
ここではオーストラリアでの日焼け対策のための5つのポイントを紹介します。
オーストラリア癌協会は紫外線UVインデックスが『3』以上を示している場合、日焼け対策としてこれら5つを推奨しています。
【Slip / Slop / Slap / Seek / Slide】(スリップ/スロップ/スラップ/シーク/スライド)
- 背中・肩・腕・脚を覆う日焼け防止服を着用
- SPF30+またはSPF50+の日焼け止めクリームをつける
(外出の20分前と2時間おきにつける) - つばの広い帽子をかぶる
- 1日のうちで最も暑い時間帯は日陰を探す
- サングラスの着用
こちらはオーストラリアのサンスクリーン(日焼け止め)です。
↓こちらは私も持っていますが、かなり太陽の光から顔を守ってくれます。
↓オーストラリアではサングラスは必須です!!
ちなみに、オーストラリアで1日のうちで最も紫外線が強いとされている時間帯は午前10時〜午後2時(現地標準時間)の間です。
オーストラリアの紫外線は日本の7倍ってホント?【まとめ】
ここではオーストラリアの紫外線は日本の7倍というのが本当かどうかを紹介しました。
実際に調べてみると、ちょっと違っていましたね。
オーストラリアはとても広いので、場所によってまた違いますが、オーストラリアのシドニーと東京を比べてみると、「最高UV指数」と「最低UV指数」はほぼ同じでした。とはいってもオーストラリアの日差しはかなり強いのは確かなので、オーストラリアの日焼け対策5つを特に気をつけたいですね。
- 背中・肩・腕・脚を覆う日焼け防止服を着用
- SPF30+またはSPF50+の日焼け止めクリームをつける
(外出の20分前と2時間おきにつける) - つばの広い帽子をかぶる
- 1日のうちで最も暑い時間帯は日陰を探す
- サングラスの着用
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。