4年に一度のラグビー・ワールドカップ、そしてアジア初の日本開催が始まりました!
2019年9月20日から11月2日にかけて行われますヽ(^o^)
私にとってどうしても見逃せないのがニュージーランド・オールブラックスの『ハカ』です!どうしてもラグビーといえばオールブラクスの「ハカ」をすぐに考えてしまします(^_^;)
すごいな!感動ものだな〜…という気持ちでただみていたハカですが、ハカってどういう歴史があってどんな意味があるのかな?・・・なんて言ってるのかな?・・・などなどをしらべてみたくなりました♬
ハカ(Haka)とは?/オールブラックス
↓↓ラグビーW杯2019の最初のハカです↓↓
ラグビーのワールドカップ(W杯)で史上初の3連覇を目指すニュージーランドの「オールブラックス」が試合前に必ず行う”伝統の舞”『ハカ(Haka)』!!絶対に見逃せないですよね☆
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『ハカ(Haka)』とはニュージーランドのマオリ族の(主に男性が踊る)民族舞踊です。
↓↓オリジナル☆マオリのハカ↓↓
もともとマオリ族の戦士が闘いの前に手を叩き、足を踏みならして自らの士気を高め、相手を威嚇するために舞う舞踊だそうです!
現在では国賓や海外からの渡航者を歓迎する舞としても披露されるようになりました。
そして何と言っても大勢のファンが楽しみにしているラグビーニュージーランド代表の「オールブラックス」が試合前に披露してくれることでもとても有名ですね☆
『ハカ(Haka)』はニュージーランドでは一般的な民族舞踊で、現在では相手に対して敬意や感謝の意を表す舞として披露されることから、「結婚式」「卒業式」「開会式」「歓迎式典」などあらゆる場面で目にすることがあると思います。
ちなみに、死者の御霊を供養し追悼の意を表す形として葬儀で『ハカ(Haka)』を舞うこともあるそうですよ。
オールブラックスの舞うハカ(Haka)とは?
1905年のイギリス遠征の際にオールブラックスが闘いの踊りの要素を取り入れたものを初めて踊り、それからは代表チームに受け継がれることになりました。
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ハカ(Haka)をオールブラックスが舞う意味は?
オールブラックスが試合前に『ハカ(Haka)』を舞う意味は・・・
『ハカ(Haka)』を先導するリードの役は、伝統的にマオリ族の血筋を引く選手が行なってます。
しかし例外もあるようで、元オールブラックスのタナ・ウマガはサモア系移民であり偉大なオールブラックスのキャプテンとして迎えられたという理由で、特例としてリードを任されたそうですよ☝︎
ハカ(Haka)バトル/オールブラックスVSトンガとは?
2003年のラグビー・ワールドカップでは、ニュージーランドのオールブラックスの『ハカ(Haka)』最中に、興奮した対戦相手のトンガ代表が『ハカ(Haka)』に対抗してトンガの伝統『シピタウ』を行い、「ハカ・バトル」として話題となりました。本来ならば互いを尊重してオールブラックスの『ハカ(Haka)』が終わってからトンガが『シピタウ』を行うのですが、試合前の異様な盛り上がりとオールブラックスの『ハカ(Haka)』にトンガ代表が刺激され「ハカ・バトル」に発展したようです。
それほどに『ハカ(Haka)』といのは人を奮い立たせるものがあるのですね!・・・でもなんだか納得できます🏉
↓↓2003年オールブラックス「ハカ」VS トンガ「シピタウ」↓↓
ハカ(Haka)オールブラックス/カパ・オ・パンゴ(Kapa o Pango)初披露
2005年8月28日のトライネイションズVS南アフリカ戦では新しい『ハカ・カパ・オ・パンゴ(Kapa o Pango)が突然初披露されました。
〈特別仕様の「ハカ」で特別なh試合の際に披露されることが多いそうです〉
この時の『ハカ・カパ・オ・パンゴ(Kapa o Pango)は終幕に首を切るようなジェスチャーが含まれていたのでそのことが問題視されましたが、オールブラックスからは「相手の首を切る挑発的な意味ではなく、自らの首をかけて戦う意気込みを示すもの」という趣旨の説明があったことなど、議論が重ねられたようですが現在ではそのジェスチャーもそのまま維持されています。
選手たちは試合のために『ハカ(Haka)』の練習をおこなっているんだそうですよ!
そのため鍛え抜かれた肉体と洗練されたパフォーマンスで、見る側の私たちも鳥肌が立つほどに見入ってしまいますね☆
ハカ(Haka)カマテ(Ka Mate)の歌詞や意味は?
さて、『ハカ(Haka)』カマテ(Ka Mate)はなんと歌っているのでしょうか?・・・ということで調べてみましたヽ(^o^)
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カマテ(Ka Mate)の歌詞はWikipedia/Haka(sports)から引用させていただきました。
Ka mate, ka mate! (カ マテ! カ マテ!)
Ka ora, Ka ora! (カ オラ、カ オラ!)
Ka mate, ka mate! (カ マテ! カ マテ!)
Ka ora, Ka ora! (カ オラ、カ オラ!)
Tenei te tangata puhuruhuru
Nana nei i tiki mai whakawhiti te ra
(テネイ テ タナタ プッフル=フル ナア ネ イ ティキ マイ ファカ フィティ テ ラ!)
A, upane! ka upane! (ア ウパネ!ア フ パネ!)
A, upane! ka upane, whiti te ra! (ア ウパネ!カ フパネ!フィティ テ ラ!)
ハカ(Haka)カマテ(Ka Mate)の日本語の意味は?
『ハカ(Haka)』カマテ(Ka Mate)を日本語にしたところ↓↓こんな感じです♬
I die! I die! ※私は死ぬ!私は死ぬ!
I live! I live ※私は生きる!私は生きる!
I die! I die! ※私は死ぬ!私は死ぬ!
I live! I live! ※私は生きる!私は生きる!
Here stands the Hairy Man… who summons the Sun and makes it shine on us!
※見よ、この勇気ある者を。ここにいる毛深い男が再び太陽を輝かせる!
Ride now! Ride now! ※一歩上へ!さらに一歩上へ!
Take the first step! ※一歩上へ!そしてさらに上へ!
Let the sunshine in! Rise! ※太陽は輝く!
ハカ(Haka)カパオパンゴハカ(Kapa O Pango)とは?
もう一つの『ハカ(Haka)』カパオパンゴハカ(Kapa O Pango)も同じくWikipediaから引用させていただきました。
Taringa whakarongo! (Let your ears listen)
※いいか、よく聞け!
Kia rite! Kia rite! Kia mau! Hi! (Get ready…! Line up…! Steady…! Yeah!)
※戦いの準備をしろ!ラインナップ!踏ん張れ!イェイ!
Kia whakawhenua au i ahau! (Let me become one with the land)
Hi aue, hi!
※我々は祖国と(土地)一つだ!
Ko Aotearoa e ngunguru nei! (New Zealand is rumbling here)
Au, au, aue ha!
※ニュージーランドがここに響き渡る!
Ko Kapa o Pango e ngunguru nei! (The Team in Black is rumbling here)
I ahaha!
※黒に包まれたチームはここに響き渡る!
Ka tu te Ihiihi (Stand up to the fear)
※恐怖に立ち向かえ!
Ka tu te Wanawana (Stand up to the terror)
※恐怖と戦え!
Ki runga ki te rangi, (To the sky above!)
※空高く(天高く)上まで!
E tu iho nei, tu iho nei, hi! (Fight up there, high up there. Yeah!)
※戦え!高みへ!そうだ!!
Ponga ra! (The shadows fall!)
※影は落ちる!
Kapa o pango, aue hi! (Team in Black, Yeah!)
※オールブラックスよ!
Ponga ra! (The shadows fall!)(Darkness falls!)
※影は落ちる!
Kapa o Pango, aue hi, ha! (Team in Black, Yeah, Ha!)
※オールブラックスよ!イェイ!ハッ!
ハカ(Haka)の歴史/オールブラックス
ハカの歴史としては、そもそもマオリ族によって戦争のダンスとして踊られていました。(祖先の人たちによる闘いの雄叫びだったようです。)
『ハカ(Haka)』が戦闘場で披露された理由は・・・・
① 相手を威嚇するため。
マリオの戦士たちはハカの舞の中で、目を大きく見開いたり舌を思いっきり出したり・・・攻撃的な表情で舞いますが、これは相手を威嚇する目的があります。
② 士気を高めるため。
彼らは戦いに勝利するためにもハカを舞うことで戦争の神に呼びかけていると信じていたそうです。
『ハカ(Haka)』Ka Mate Ka Mate(カ マテ カ マテ)は、1820年ごろにNgati ToaのチーフテンTe Rauparahaによって作曲されました。そしてその曲の物語は2つの部族Ngati ToaとNgati Tuwharetoaの歴史から来ているそうです☝︎
そして時が経ち戦闘以外の場でも舞うようになり・・・・現代ではラグビーのニュージーランド・オールグラックスが舞うことで、その知名度はかなりのものになっています☆
ラグビー・ウォークライを行う国は他にもある!?
ハカ(Haka)の意味や歌詞/オールブラックス・まとめ
- 『ハカ(Haka)』とはニュージーランドのマオリ族の(主に男性が踊る)民族舞踊です。
- もともと『ハカ(Haka)』はマオリ族の戦士が闘いの前に手を叩き、足を踏みならして自らの士気を高め、相手を威嚇するために舞う舞踊です。
- 『ハカ(Haka)』は現在では国賓や海外からの渡航者を歓迎する舞としても披露されるようになりました。特に大勢のファンが楽しみにしているラグビーニュージーランド代表の「オールブラックス」が試合前に披露してくれることでその知名度は高まりました。
- 『ハカ(Haka)』はオールブラックスが1905年イギリス遠征の際に闘いの踊りの要素を取り入れたものを初めて踊り、それ以降は代表チームに受け継がれることになりました。
- オールブラックスが『ハカ(Haka)』を行うのは、対戦を受け入れ対戦を望んでくれたチームに対し敬意を表する意が込められています。
- 『ハカ(Haka)』を先導するリード役は、伝統的にマオリ族の血筋を引く選手が行なってます。(が、特別な場合もあるようです)
- 『ハカ(Haka)』には「カマテ」と「カパ・オ・パンゴ」の2種類があり、2005年8月28日のトライネイションズVS南アフリカ戦で『ハカ・カパ・オ・パンゴ(Kapa o Pango)が初披露されました。